外資系戦略コンサルタントの育休日記

第一子誕生に伴い半年間の育休を取得した新米パパの奮闘記

育休⇒そのまま転職、は可能か?調べてみた。

3年で半分が辞める、とも言われるコンサル業界。

久しぶりに同期と会って酒を飲もうものなら、たいてい転職の話になる。別のファームに行く人もいれば、大手事業会社に行く人、ベンチャーに行く人、大学院で学びなおそうとする人、、、いろんな道に分かれていく。

そんな特殊な業界なので、僕自身もたしか社会人3年目になった頃からぼんやりと「次のキャリア」について考えていた。本当にぼんやりと。某転職サイトに何となく登録しておき、ヘッドハンターから届く求人内容を見て興味がわけば話だけ聞いてみる、という程度に。

「自分の市場価値を常に意識するためにも、定期的にヘッドハンターに会ってみたらいい」というアドバイスで僕の背中を押してくれたのも、他ならぬ会社の上司だった。(上司が転職をそそのかすというのがある意味外資系らしいというか、個人的には結構好きなカルチャーである。)

 

育休から復帰せずそのまま転職、ってOKなの?

そんなわけで、僕自身「いつまでに絶対転職したい!」という時間軸での希望や予定はまったく無いのだが、逆に言えば、常に可能性はゼロじゃないということ。特に今回の育休中、夫婦で今後のことを話したり、自分自身でもキャリアの棚卸をしたことで、自然と「外の選択肢」を考えた。

その流れでふと「もし本当に良い会社と巡り会ってしまって、運良く面接も通過してオファー貰ってしまったら、育休から復帰せず転職になるの?それっていいの?汗」と疑問を持ったので、少し調べてみると、以下のような結果が出てきた。

papimami.jp

www.hazimetetensyoku.com

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

 

【結論】育休突入後に何らかの事情で転職を決意し、復帰せずそのまま転職する場合は、法的には問題ない。ただし、育休明けに退職することが明らかな場合は、そもそも育休が取得できない。(育休取得は職場復帰が前提のため)

3つめのリンク内にあったコメントがとても的確だ。

育児休業給付金を返還しなくてもいいと断言している回答者様がいらっしゃいますが、不正に受給した給付は返還対象になります。それは育児休業明けに職場に復帰しない事が明らかであるのに育児休業給付金を受給してしまう悪質なパターンになります。ハローワークの職員に聞いた事ですので間違いはないものと考えます。
しかしこれは前提ですから、あくまでも育児休業はとったけれど、明けに復帰をしてみたものの仕事と育児の両立は今の会社では非常に難しかったとの結論になったとすれば問題はないものと思われます。自ら退職して手当てがもらえないのはとっても悔しいので、育休手当てはもらってやりたいと思っている考えはダメですよ。

そりゃそうだろう。

義理人情は大切に。恩返しはちゃんとしたい。

もし仮に僕自身が残りの育休中、思い立ったように転職活動をして、内定を貰えてそのまま転職したとしても「ルール上はOK」だが、フェードアウトするように退職するのはやっぱり気持ち良くないなぁ…と。でも社費留学みたいに「終了後〇年間は退職せず会社に貢献すること」みたいな縛りがあるわけでもない。

育休を取らせてもらった会社の皆さんに対して、どういう形で恩返しをするか。なおさら難しいところです。