掃除機の片付けから「伝え方の大切さ」を再確認した
我が家では嫁が掃除を担当することが多いのですが、使用後の掃除機が床にぽんと置かれていることが多々ありました。
そんなある日のこと。
僕「この掃除機、片付けないのー?」
嫁「いま片付けようと思ってたの…!!!」
やってしまった。一瞬で嫁がイライラモードへ突入。
「アンタ掃除してないでしょ!掃除機かけたのはワタシ!大体いつもあなたはそうやって…(日頃の鬱憤)」という、嫁の心の声がばっちり聞こえてきます。
焦った僕は考えました。何かいい伝え方はないものかと。
別の日、同じように使用後の掃除機が放置されていた時のこと。
僕「あとどこ掃除機かければいいー?」
嫁「あ、もう全部終わったよー」
僕「ありがとう!そしたら片づけておくね」
なんということでしょう・・・!
嫁の優しい笑顔が見えます。
ポイントは「片付けないの?」と嫁の行動を否定するのではなく、まずは「あとどこをかけるか?」と自分が行動しようとしている姿勢をこめて伝えること。これにより「もう全部終わった」という嫁の完了事実のみを引き出すことになり、すかさず「ありがとう」の感謝の言葉とともに「代わりに片づけておくね」という流れへ。それにしてもこんなにスムーズにいくとは、、、。(自画自賛)
※ちなみに、「何も言わずに片づける」という選択肢も考えたが、万が一掃除が終わっていなかった場合「まだ途中だったのに!!」という怒りを生むので…(特に掃除だとありがち)。上記のような「まだ終わってなければ代わりにやるよー」というニュアンスが一番かと。
仕事ではできても、家庭では意外とできない
こういうちょっとした心構えと伝え方の工夫は、仕事上のコミュニケーションでは常々意識していることで。なぜいままで夫婦間でやらなかった(やれなかった)んだろう。
もっと早く気づいて伝え方を変えていれば、不毛な喧嘩やイライラも減らせたのに、、、と、わが身を振り返った出来事でした。